■個人事業主としてのCSR
今回紹介したサポーターに共通しているのは、企業勤務後にそこで培ったスキルを強みとして起業する際に、社会的事業の要素も取り入れていることだ。地域のソーシャルキャピタルの活用を大切にし、ネットワーキングの活用も上手い。
ひと昔前まで、フリーランスや起業は一部の人が挑戦するものと思われていた。しかし今後は、彼らのように起業にチャレンジしたり、または副業として身の丈事業を始めたりする人も増えるだろう。小澤氏のように、過去務めていた企業と「社会貢献」という目的でつながり続けるというのも、新しい働き方だ。
CSRというと、大手企業の取り組みだと考えられやすいが、フリーランスや身の丈起業が増えてきている時代において、CSRの概念も少しずつ変わってくるのかもしれない。

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