
2月1日、ティム・ブレット代表取締役社長は、「コカ・コーラ」史上初となる、特定保健用食品の「コカ・コーラ プラス」を発表した。健康志向が強く、食事と一緒におしゃれに飲みたいという日本の消費者に向けて、6年の歳月をかけて開発した。ターゲットは40代以上で、新規顧客のほか、大人になって飲まなくなった人の掘り起こしを目指す。事前調査で高評価を得ており、「決意を持って日本に投資する」と自信をのぞかせた。(オルタナ編集部=松島 香織)
コカ・コーラは、「コカ・コーラ」ブランドの全製品を統合し、すべての製品で「コカ・コーラ」の変わらぬ魅力とおいしさを訴求、異なるニーズに応える選択肢を広げる「ワンブランド」戦略をグローバルで行っている。「赤はおいしさのしるし」というキャッチコピーで、赤を基調にしたグラフィックを打ち出したのも、そのひとつだ。
今年、製造販売を開始して60周年を迎える日本コカ・コーラは、この「ワンブランド」戦略に引き続き取り組み、日本市場においてのイノベーションを強化するという。