
[Sustainablebrands.comから翻訳・転載] 改革を起こし続けるためにブランドがすべきこと
投資家であり教育者、文筆家でもあるナディア・ゼクセンヴェイエヴァ氏は、企業の改革を請け負うコンサル企業WE EXISTで企業改革を担当している。彼女はまず、カザフスタンで過ごした思春期がいかに暗黒の日々だったかについて話した。
彼女の祖父が子どもの頃、政府の計画的飢餓「ホロドモール」で同国の人口の40%が殺された。そして、連邦が崩壊する過程で、「貨幣なし、警察なし、法律なし」という国家が生まれた。国民は、そうした状況を変える必要性に直面した。混沌の中で、自殺した人も多くいた。
私たち人間というのは、変化が必要な状況で、どんな約束をされても、先の見えない未来に巻き込まれるより、いくらひどくても慣れ親しんだ今にしがみつきたいと考える。ゼクセンヴェイエヴァ氏は、人間は先天的に変化を恐れると語った。そして、変化を拒むことが、生命全体に影響を与え、悪い影響を及ぼすことを証明した。