
[Sustainablebrands.comから転載] 住宅設備大手のLIXIL(リクシル)は7月28日、環境負荷の低減を目指し、政府が掲げる2020年目標に先駆けて、全ての商品の照明をLED照明に切り替えると発表した。同社は2017年度内に屋外で使用される全ての商品の照明を切り替え、その後水まわり商品に着手する。これにより、2015年度比で45%の二酸化炭素( CO2 )を削減できる見込みという。(オルタナ編集部=小松 遥香)
住宅や建築物は、建設から解体までに多くのCO2が排出される。家庭から排出されるCO2のうち約4割を占めるのが照明や家電製品だ。政府は2014年4月に改訂した「エネルギー基本計画」で、「2020年度までにLED照明をフローで100%、2030年度までにストックで100%普及させる」という目標を掲げている。
LIXIL広報部の酒井亮介さんは、「業界のリーディングカンパニーとして、いち早くLED化に取り組み、早期に完了させたい」と説明する。