
[Sustainablebrands.comから転載] サステナブル・オフィサーズ第17回 ヤフー
Interviewee
西田修一・執行役員 SR推進統括本部長
Interviewer
森 摂・オルタナ編集長(サステナブル・ブランド国際会議総合プロデューサー)
ヤフーは宮坂学社長の就任以来、「課題解決エンジン」をミッションに掲げ、社会課題への対応を進めてきた。東日本大震災でも「ツール・ド・東北」や「Search for 3.11」など、他の企業とは一線を画す取り組みを続ける。この4月、新設のSR(Social Responsibility)推進統括本部のヘッドに就任した西田修一執行役員に同社のCSR/CSV戦略を聞いた。
課題解決エンジンの原動力は
――ヤフーは今春、SR統括推進本部を立ち上げました。その狙いと今後の方向性を教えてください。
西田:ヤフーのSR推進統括本部は一般的なCSR(企業の社会的責任)のイメージより広く部門を括っています。その下には、社会貢献事業本部と、広報などを担当するコーポレートコミュニケーション本部、CS(カスタマーサポート)本部、そして可視化推進本部があります。