9月23、24日の2日間、LUSHの英国本社がマンチェスターで開いた「LUSH SHOWCASE 2018」に参加してきました。世界48カ国から集まった各国店舗のスタッフのほか、取引先や顧客ら約1万人が集まった盛大なイベントでした。(オルタナ編集長・森 摂)

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東京ビッグサイトの東1-3フロアをぶち抜いたくらいの大きな会場ではショップやコスメコーナーのほか、大きな気球が上下したり、巨大なバスボム(固形の入浴剤)を展示したり、歌やダンスがあったりと、楽しさあふれる雰囲気でしたが、本当のLUSHらしさは、場内での講演会やシンポジウムに現れていました。
その一つが「Why is ‘sustainability’ not enough?」(なぜサステナビリティでは十分でないか?)という討論会でした。テニスコート半分くらいの小さなスペースに100人近くが「ロ」の字型にぎっしり座り、このテーマで参加者がマイクを回して発言していくのです。
参加者はLUSHの社員だけでなく、途上国のサプライヤーや、LUSHが表彰している地域プロジェクトの担い手、ジャーナリストもいました。
それにしても「なぜサステナビリティでは十分でないか?」とは意外なテーマでした。日本ではSDGs(持続可能な開発目標)がようやく企業や地域に浸透し始め、2030年に向けて動き始めたばかりです。