ユニバーサルデザインの研修などを行うミライロ(大阪市)は、「第3回 Bmaps杯(ビーマップカップ)」を開いた。本イベントは、アプリを通してバリアフリー情報の投稿数等を競い合うもので、24
の企業・団体が参加した。ベストバリアフリー部門(企業・団体)とベストインフルエンス部門の1位には2大会連続で大和ハウスグループが輝いた。(オルタナS編集長=池田 真隆)

Bmaps杯とは、一定の期間内でバリアフリー情報の投稿件数等を競い合うイベントだ。レストラン、宿泊施設などの段差の数や設備について、株式会社ミライロが開発したバリアフリー地図アプリ「Bmaps」上に投稿する。一つの施設で、「スポットレビュー」「入口の段差の数」「コメント」「写真」「特徴・設備」――の各項目の投稿でコインを1枚獲得できる仕組みだ。ダイバーシティの推進に力を入れる企業など24の団体から合計1080人が参加した。
今回は2018年12月1日から2019年1月23日までの期間で投稿件数は1万5千件を超えた。同アプリは日本財団からの支援を受け、特定非営利活動法人CANPANセンターと共同運営を行う。目的は「誰もが外出できる社会」をつくること。
ユーザー数は2019年1月末時点で1万1907人、バリアフリー情報が投稿された飲食店や施設などが約11万件掲載されている。