ヤフーは9月26日、「Yahoo!ネット募金『53億円募金箱』お披露目式」を開き、53億円分の500円玉1060万枚が入る募金箱をイメージしたモニュメントを新宿の街頭に設置した。53億円は、これまでの15年間に募金した延べ900万人の寄付総額。ヤフーはこれまでの感謝を伝えると同時に、台風15号で被災した千葉県支援などを訴え、手軽なインターネット募金へのさらなる参加を呼びかけた。(海洋ジャーナリスト/オルタナ編集委員=瀬戸内千代)

2004年から続く「Yahoo!ネット募金(元・Yahoo!ボランティア・インターネット募金)」の寄付先は、災害復興支援から、貧困に苦しむ子どもの支援、殺処分されるペットの保護、国際協力、医療・福祉などに広がり、現在、約400の寄付プロジェクトが登録されている。
新宿駅東口の「モア4番街」には29日までの4日間、幅2.8m、奥行3.6m、高さ3.8mの「53億円募金箱」の他に、「京都大学iPS細胞研究所」など10個の寄付先にその場でネットから寄付ができるQRコード付きの「ミニ募金箱」も設置する。
Yahoo!ネット募金は、事前にYahoo! JAPAN IDを取得する必要があるが、クレジットカードがあれば、場所や時間を問わず数クリックで寄付が完了する。Tポイントも1ポイントから利用可能にして、寄付行為の敷居を下げてきた実績がある。
例えば今年の台風15号に関する寄付先の一つであるYahoo!基金の「令和元年台風第15号による千葉県災害への支援募金」には現在、約1万6000人から1400万円以上の寄付が集まっている。
ヤフーの西田修一執行役員は、15年間の寄付者への感謝と共に、「これからも皆さんの『何とかしたい』という思いを多くの課題とつなげていく役割を果たしたい」と語った。