環境省のある職員に誘われて、「ちいきん会」という集まりに参加しました。最初、その名を聞いたときには「ちい=小さな」という語感から、こぢんまりとした会を想像しましたが、良い意味で、見事に裏切られました。(オルタナ編集長・森 摂)

ちいきん会は「地域の金融」という意味で、地方銀行、信用金庫、信用組合など地域金融の担い手たちと、行政関係者らの集まりです。これまで東京で今年3月と6月の2回を開き、今回が3回目。11月9日、福島民報本社ホール(福島市)で開きました。
この日、集まったのはなんと380人。「こぢんまり」どころではありません。14時に開会し、パネルディスカッションやテーマピッチ(1人3分のショートプレゼンを13人分)、グループディスカッションや交流会と続きました。
最も驚いたのはその「雰囲気」です。金融機関主体のイベントは堅苦しいイメージがつきまといますが、とにかく底抜けに明るかった。それは二人の仕掛け人のキャラクターによるものとすぐに分かりました。