【連載】オルタナティブな空間

滋賀県の長浜という街で開いたエリアリノベーションのワークショップで、とある発表が印象的だった。長浜に半定住している20代の若者3人組。街の人々が集まる最終プレゼンテーションの場で、彼らが問いかけたのはこんな言葉だった。
「なぜ私たちに『いつこっちに移住してくるの?』と二言目には尋ねてくるのですか? 定住するのか、しないのか。二者択一を迫ってくる理由がわからないし、問い詰められる事が重荷になっている。このままではこの街が嫌いになりそうだ、本当は好きなのに」
滋賀県の長浜という街で開いたエリアリノベーションのワークショップで、とある発表が印象的だった。長浜に半定住している20代の若者3人組。街の人々が集まる最終プレゼンテーションの場で、彼らが問いかけたのはこんな言葉だった。
「なぜ私たちに『いつこっちに移住してくるの?』と二言目には尋ねてくるのですか? 定住するのか、しないのか。二者択一を迫ってくる理由がわからないし、問い詰められる事が重荷になっている。このままではこの街が嫌いになりそうだ、本当は好きなのに」