不安だなぁ、と思っているとき、一人で悩んでいることが多くないですか?
そんな時は、あなたの考え(ざっくりとしていてOK)を誰かに話してみる。
これに尽きます。
一人に聞いて、ネガティブな反応だったからやっぱりダメか、となってしまうところを、じゃあ別の人にも話してみよう、ともう一回話してみる。指摘された点を変えてみて、同じ人にもう一回話してみる。ここ頑張りどころです。何度も、いろんな人に話してみてください。
それを繰り返していると、アイデアがどんどん修正され、具体的になり、あなたの話に共感したり賛同してくれたりする人が必ず現れます。そして、自分のアイデアに自信を持ち始めたころには、応援してくれる仲間が何人もいる、という状況になっているはずです。

相手を気遣う人であればあるほど、相手に迷惑をかけてしまっては、と控えめになってしまいがち。でも、相手が聞いてくれるのならそれは、迷惑だなんて思ってない証拠。勝手な想像で気を使う必要はありません。
また、自分がやろうとしていることが、本当に合っているのか?と不安に思うのであれば、その現場に赴き、実際の状況を見て話して確かめてみる。具体的な困り事が浮き彫りになったり、想定とは違う事実に衝撃を受けたりします。
ボランティアやプロボノなどで、既に行動している人たちや団体に参加してみるのも、よい方法だと思います。いろいろな人との繋がりが生まれ、いろいろな事実を知ることができる。その中で、自分のアイデアを具体化していったり、相談する仲間が得られたり。
「できるかな」、「うまくいかなかったらどうしよう」という不安が、行動を重ね仲間が増えていく中で、「やりたい」、「やれる方法は何だろう」と変わっていく。そして、自然と「やりたいことは、これだ!」と言い切れるようになっているのです。
「不安」に翻弄されず、だれかに話してみる。それが本当の「はじめの一歩」です。そしてその具体的な行動とその過程で得られる人々との繋がりが、次の一歩へと後押ししてくれます。