お勉強のようにならない発信で、気が付くと社会課題を理解してもらえるような番組ができたらと、まず、3月1日~7日は、「SDGsアクションウイーク」と称し、報道・情報のレギュラー番組でSDGsの企画枠を設けた。
その他、「ゴミゼロ」を目指すバラエティタッチの2時間の生番組、「未来の子供たちに伝えたい歌」を語り、歌う音楽番組、「フューチャーランナーズ」の特別番組、さらにヤングシナリオ大賞を受賞した若手脚本家のドラマ、と異なるセクションがSDGsという1つのテーマに向き合った。

地球規模の課題解決に情熱を持って取り組む人たちの活動を紹介
結果、多様なコンテンツが生まれ、社内の一体感も醸成されつつある。SDGsは、異なる活動主体を結びつける力があるとは知っていたが、それが今回の過程においても見て取れた。
「放送」は、送りっぱなしとも読める。送った先の視聴者は、SDGs番組をどう見てくれているのだろうか。地球上に起きている「リアル」を少しでも感じ取ってくれたらありがたい。
29年前の1992年、当時12歳のセヴァン・スズキさんが、「直し方のわからないもの(地球)をこれ以上壊すのはやめてください」と環境サミットの場で語った。「滅亡させない地球」を作るために、テレビの挑戦は続く。
■公式サイト:楽しくアクション!SDGs 滅亡させない♡地球の作り方|フジテレビ・BSフジ・ニッポン放送
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