来年卒業する大学生の就職活動が本格的に始まりました。2月に「SDGs」をテーマにした企業研究セミナーが開催され、事前に申し込んだ学生は800名にのぼりました。(CSR48総監督・太田康子)
昨年7月にも同イベントが行われ、学生が積極的に質問しているのを見ていたため、「SDGs」の観点で企業選びをする学生がいることは認識しているつもりでした。
実際、イベントに先駆けて弊社の採用担当にヒアリングしたところ、面接などでSDGsやサステナビリティに言及する学生は、感覚的には2割を超えるとのことで、年々増えてきているようでした。
先日ある学生が「私の友人には、気候変動がこのまま進み食い止められなかったらどうしよう…と夜も眠れない子もいる」という話をしていました。
2030年までに気温上昇1.5度未満に抑えなければ、限界点を超えてしまうという危機感は持っていましたし、今後10年の行動が大事ということも認識していたものの、ここまで若者を追い詰めてしまっている事を知りショックを受けました。
このセミナーで私は就活生に向けて「企業を取り巻く環境の変化」について話し、その冒頭で紹介したのはネイティブアメリカンの次の言葉です。
「地球は受け継いだのではない 未来の子どもたちから預かっているのだ」――。ビジネスパーソンとして背筋が伸びた瞬間でした。
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