J-オイルミルズはこのほど、紙パックの「AJINOMOTO 一番しぼりキャノーラ油」(700g)と、「AJINOMOTO 純正ごま油」(500g)の販売を始めた。紙製容器を採用したことで、これまでの容器と比べてプラスチックの使用量を約60%減らした。同社では2030年までに2000年度対比でプラスチック使用量を25%削減する目標を掲げており、紙パック製品の開発はその一環の取り組みだ。(オルタナS編集長=池田 真隆)

紙容器への切り替えで、CO2排出量に関しては、「AJINOMOTO 一番しぼりキャノーラ油」(700g)は約34%、「AJINOMOTO 純正ごま油」(500g)は約26%の削減を見込む。キャップシールには、再生PET樹脂を使用していて、酸素バリア性と遮光性に優れた容器素材を使用することで、賞味期限は2年間を実現した。