ケンタッキー、全店で「ウッドスプーン」提供へ

記事のポイント


  1. 日本ケンタッキー・フライド・チキンはプラ製スプーンを木製に切り替える
  2. 10月から順次切り替え、2023年4月までに1183の全店舗での導入を目指す
  3. 2025年までにプラスチック包材の使用量40%削減を中長期目標に掲げる

日本ケンタッキー・フライド・チキンは10月17日、店舗で提供していたプラスチック製スプーンを廃止し、木製スプーンに切り替えると発表した。10月から順次切り替え、2023年4月までに国内で展開する1183の全店舗で導入する。同社は2025年までに店舗で使用するプラスチック包材の40%削減を中長期目標に掲げる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

プラ製スプーンとフォークを廃止し、ウッドスプーンの提供を行う

同社は脱プラスチックを軸に環境配慮店舗を目指す。2021年6月にはドリンクカップを廃止し、同年12月にはマドラーを木製素材に変えた。レジ袋については2021年11月に、バイオマス配合量を30%から50%に引き上げた。

チキンを入れるバーレルなど全ての紙製包材にはFSC認証の紙を採用した。2017年からはフライオイルにRSPO認証を得たパーム油を使っている。

プラスチック製スプーンとフォークを廃止し、順次木製スプーンに切り替えていく。2023年4月までに1183の全店舗での切り替えを目指す。

M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナ輪番編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナ輪番編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #脱炭素

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