「新型プリウス」BEVだけではない電動車の多様性

モビリティの未来

記事のポイント


  1. 2022年はハイブリッドの戦国時代となった
  2. CO2を減らすには、BEVよりもプラグイン・ハイブリッド(PHEV)が効果的
  3. エコカーのイメージを一掃する、速さとスポーティーさを搭載した

2022年はハイブリッドの戦国時代となった。脱炭素を推進する動きは、むしろ海外で活発化してきる。欧州ではドイツメーカーが中心となり、バッテリーEV(BEV)を続々と開発している。中国はもっと大胆に政府が国策としてBEVを推し進めているので、安くて魅力的なBEVが販売されれている。米国もカリフォルニア州では1990年代から掲げてきたZEV法(ゼロ・エミッション・ビークル)を強化し、富裕層中心にBEVの人気が高まっている。とはいえ、現実的にCO2を減らすには、BEVよりもプラグイン・ハイブリッド(PHEV)が効果的だ。つまり規制が許すまではPHEVでCO2を減らしたいという考えは、当然欧州メーカーも持っている。(モータージャーナリスト・清水 和夫)

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shimizukazuo

清水 和夫(自動車ジャーナリスト)

武蔵工業大学電子通信工学卒、1981年からプロのレースドライバーに転向、1988年本格的なジャーナリスト活動開始、日本自動車ジャーナリスト協会会員(AJAJ)、日本科学技術ジャーナリスト会議会員(JASTJ)、著書・共著に『クルマ安全学のすすめ』『燃料電池とはなにか』『ITSの思想』『ディーゼルこそが、地球を救う』などがある。

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キーワード: #脱炭素

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