検定テキストから:サステナ投資からESG投資へ

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第1章:日本と世界におけるCSRの現況
1-9:サステナブル投資からESG投資へ

社会的責任投資(SRI)からサステナブル投資へ

サステナブル投資は、企業がCSRに取り組むのと同様に、年金基金・金融機関・個人などの投資家が、その社会的役割を考えて、投資対象企業の社会課題への取り組みを評価して反映する投資である。

以前は企業の社会的責任の観点から、「社会的責任投資」(SRI)と呼ばれていたが、2000年ごろからサステナビリティ(持続可能性)が世界的な優先課題となり、「サステナブル投資」と呼ばれるようになった。対象資産も上場株式だけでなく、プライベート・エクイティ(未上場株式)、債券、不動産、森林などの多資産に広がった。SRIは1920年代に、ギャンブル・武器・酒・たばこ関連の望ましくないと考える企業を投資対象から除く、米国のキリスト教会系資金によるネガティブ・スクリーニングから始まった。

1960─80年代にはベトナム反戦、公民権運動、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)問題、環境問題などの社会運動が盛んとなり、ナパーム弾製造企業や南ア進出企業への投資を中止した。2000年前後には、企業の良い面を評価するポジティブ・スクリーニング手法が広まり、この時期に始まった責任投資指数もこの考えに基づいている。

国連責任投資原則以降、ESGの重要性が高まる

日本のサステナブル投資は514兆円規模に

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。 「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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