記事のポイント
- 自動車メーカーもLGBTQなど「多様性」への関心を高めている
- 欧州では「ヨーロピアン ゲイカー・オブ・ザ・イヤー」が有名だ
- 走りの性能ではなくブランドが発するオーラのようなモノが選定基準に
LGBTQの権利を強く主張する欧米では、自動車を使ったユニークなイベントが開催されている。有名なのは毎年新年を祝うイベントとして開く「ヨーロピアン ゲイカー・オブ・ザ・イヤー」だ。このイベントは2005年から始まったが、身近に感じたのは私が大好きなアストンマーチンのオープンカーが2006年に受賞したからだ。(自動車ジャーナリスト=清水 和夫)

同年1月、厳正な審査の上、ジェームズ・ボンドも愛していたアストンマーチンのオープンカー「DB9-Volante」が選ばれた。
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■自動車メーカーも「多様性」への関心高まる
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