自動運転、日本の出遅れ目立つ

10月にテスラは、自動運転タクシーの「ロボタクシー」を初お披露目した。外観は意外にも2ドアのクーペフォルム。運転手が居ないので乗員は前席に乗り込む。完全自動運転なので、ステアリングホイールもペダルも備わらない。車両価格は3万ドル以下で、2026年に生産を開始するという。(島下泰久)

完全自動運転の実現にはAIの進化が不可欠。AIを学習させるには走行を重ねることが必要で、実際にライバルのウェイモなどは相当量の車両で実証実験を行なっている。中国の百度(バイドゥ)はフリートの走行距離が1億kmを超えたという。

残念ながら、この分野では日本は完全に出遅れた。実はEVシフトなどよりも将来、よほど大きな問題になるに違いない。

キーワード: #79号

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