BMWとトヨタ、FCEV開発へ

BMWとトヨタは、次世代の燃料電池システムの共同開発に関する基本合意書を締結。まず2028年にBMW初の量産型燃料電池自動車(FCEV)の生産を開始する。(島下泰久)

両社は2011年から燃料電池をはじめ広範な分野で技術協力を行なっており、その果実を生かしてBMWは2023年にFCEVの実験車両「iX5 ハイドロジェン」を発表している。その協力関係が、より一層深化するかたちである。

トヨタは次世代のFCEVをまず商用車でと考えているが、BMWが手掛けるのはあくまで乗用車だけ。研究開発は互いの知見を持ち寄り分担して進めていくというが、BMW車はそれに相応しい動力性能を、しっかり追求するということだ。

キーワード: #79号

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