スズキは新中期経営計画「バイ・ユア・サイド」を発表した。31年3月期に売上収益8兆円、営業利益8千億円を目指すこの計画では、まずスズキを支えるインド市場に言及。(島下泰久)
シェア50%を目指すとともに、年間400万台の生産体制により、輸出拠点としても拡大を目指すとする。そして日本では、HEVの強化、25年度中のBEV2モデル投入の計画が明らかにされた。
スズキが掲げる「エネルギー極小化by小・少・軽・短・美」は、小さいクルマは資源消費が少なく、製造エネルギーが減り、安く、燃費の良いクルマができるというキーワード。
これに即したクルマづくりで、ユーザーと社会に必要とされる存在になることを目指す。