日本ファンドレイジング協会は、「寄付白書2025」の発行に向け、調査・分析・執筆、印刷・製本に必要な資金をクラウドファンディングで募っている。12月の発行を目指す。
今回の白書では、これまで同様、個人寄付の動向を明らかにするだけでなく、法人寄付の実態を探る独自調査を実施した。これによって、企業による社会貢献の現状と課題が浮き彫りになることが期待される。
個人寄付についても、単なる金銭的支援にとどまらず、応援消費や社会的投資といった多様な支援の形に着目し、現代社会における寄付の意義を考察した。
令和6年能登半島地震では、被災地の商品や特産品を購入する「応援消費」が広がり、寄付とは異なる形での支援が注目された。寄付白書2025を通じて、地域や社会との多様な関わり方の可視化が期待できる。