コミュニティー財団、能登の復興後押し

日本ファンドレイジング協会はこのほど、先駆的なファンドレイジングを実践するNPOや企業を称える「第15回日本ファンドレイジング大賞」を発表した。本賞は、日本国内の団体・事業所を対象に、推薦された47団体の中から選考委員会の書類審査を経て、ファンドレイザー有資格者のウェブ投票によって決める。

大賞には、石川県を拠点に活動するコミュニティー財団である公益財団法人ほくりくみらい基金が選ばれた。同財団は、「能登とともに基金」を設立し、緊急支援のみならず、復旧・復興期まで長期的に支援を継続する。

地域に根ざすコミュニティー財団として、被災地の変化するニーズを捉え、寄付を集め、NPOなどの活動団体への助成を通じて資金の流れを生み出した。

協賛賞には、インターネット寄付の先駆けである、LINEヤフー、ヤフーネット募金が選ばれた。

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宮下 真美(日本ファンドレイジング協会)

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キーワード: #オルタナ80号

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