
[Sustainablebrands.comから翻訳・転載] アメリカで最もサステナブルな市を目指す、デトロイト
SB国際会議2017の最終日、デトロイト市のサステナビリティ責任者のジョエル・ヒアーズ氏は「アメリカで最もサステナブルな市になれるよう取り組んで行くことにわくわくしている」と話した。(翻訳・編集:オルタナ編集部=小松 遥香)
2013年に財政破綻したデトロイトは、サステナビリティの取り組みを次々と進めている。この街では先月、50年ぶりに路面電車「QLine」が走り始め、自転車シェアリングサービス「MOGO」も誕生したばかりだ。市内には、世界最長のLED街灯を使った通りがある。
今後さらに色々な取り組みが始まるだろう。デトロイト市は6カ月以内に、より詳細なサステナビリティ実施計画を立てていく計画だ。発明家精神を持つデトロイト市民や企業は、この街にすでにあるものを活用して新しいことをしようと前向きだ。ヒアーズ氏は最後に、「出席者の方々にデトロイト市のパートナーになって欲しいとお伝えするつもりはない。それよりも、サステナビリティの名のもとに一致団結していきたい」と力を込めた。