世界200カ国以上でデジタルコンテンツを提供するゲッティイメージズ(本社:米シアトル)は4月30日、新型コロナウイルスが社会に与える影響をビジュアルで安全に伝えるための制度「ルポルタージュ奨励金」を発表した。同制度は5月15日まで、世界中のフォトグラファーから新型コロナウイルスの影響を伝える作品を募集し、その中から受賞者8人にそれぞれ5000ドル(約50万円)を付与する。(オルタナ編集部=多田野 豪)

同制度は、世界中のフォトグラファーが渡航制限や撮影方法の変更など多大なる影響を被っている現状、世界各地の状況を伝えるビジュアルの重要性から、フォトグラファーが安全な撮影を続けるための支援を目的に設立された。
同社は、健康と安全が最優先事項であることを強調しており、ジャーナリストの働き方や旅行に関する現地および国内の法律を遵守し、移動の制限を守ることを応募者に呼びかけている。
応募はゲッティイメージズ「ルポルタージュ奨励金」のサイトから。