KIYOの哲学 考察編 (21)

「私たちは何を食べるべきか」という問いは、人類の永遠のテーマなのかもしれない。なぜならば、それがわかるということは即ち、自然の法則がすべて解明された、ということでもあるからだ。
そんなわけで、そのプロセスにある私たちは、常にその問いを投げかけ続けているし、その解を求めている、というわけなのである。
いうまでもないことではあるが、私たちは生きている。だから、生きていくためにどうしても必要なものは、求めざるを得ない。生きていくために必要なものがすべて物質化しているわけではないのだが、物質化されているものもあり、その代表格が栄養素ということだ。その必要な栄養素を摂り込む作業が「食事」なのである。