米CNNなどの報道によると、テキサス州のアボット州知事が、新型コロナワクチン接種を2回した後に陽性になる「ブレークスルー感染」したことが17日、分かった。共和党員でトランプ前大統領の熱烈な支持者である同知事は、前日の集会でマスク無しで歓談していた様子が映像で流れている。州内の学校に対してはマスク着用を義務付けないよう知事命令を出していた。(オルタナ編集部)

一方、バイデン政権が2021年9月にも、「ブースター接種」を開始する方針であることも明らかになった。ワクチンを2回接種しても抗体値が下がることが確認されたため、基本的には2回目のワクチン接種から8カ月後に行うという。途上国でワクチンが不足する中で、一部の先進国がブースター接種に踏み切ることは、国際社会でも議論を呼びそうだ。