ドトールコーヒーは11月、食品ロス削減を目的に、全国のドトールコーヒーショップと一部のエクセルシオールカフェで消費期限間近な商品の割引販売を始めた。(CSR48・坂口 郁子)

対象は、当日に消費期限を迎えるデニッシュやサンドイッチなどの袋詰め商品で、10─30%オフで販売する。割引販売の実施や割引率は各店舗の判断による。
同社は、すでに導入済みのフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」の活用やフードバンクへの寄付とも並行して、サプライチェーン全体で食品ロス対策に取り組んでいる。日本では、年間約600万㌧の食べられる食品が廃棄されている。こうした取り組みはますます広がりを見せそうだ。