サントリー、渋谷に期間限定でペットボトルの回収ポスト

記事のポイント


  1. サントリーは、渋谷に期間限定ペットボトルポストを設置
  2. 10月20日のリサイクルの日に合わせて実施した
  3. 同社はペットボトルの水平リサイクルに取り組む

「リサイクルの日」(10月20日)に合わせ、サントリー食品インターナショナルは同日、渋谷に期間限定でペットボトルを回収するためのポストを設置した。飲み終わったペットボトルを持参すると、リサイクル素材100%ペットボトルの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(680ml)1本とステッカーをプレゼントする。発表会には元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出席し、「ペットボトルはごみではなく、資源なのでリサイクルしてほしい」と呼び掛けた。(オルタナ副編集長=吉田広子)

右から稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん

サントリーグループは2012年、国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入し、「ボトルtoボトル」水平リサイクルの実用化に取り組んできた。

2019年に策定した「プラスチック基本方針」では、「2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用し、化石由来原料の新規使用をゼロにする」目標を掲げた。

その一環で、サントリー食品インターナショナルは10月20日から10月26日の間、渋谷マークシティ マークイベントスクエアに「ペットボトルポスト」を設置する。ペットボトルを持参し、キャップとラベルとボトルを分別して投函すると、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」1本とサステニャステッカーをプレゼントする。

発表会に登壇した草彅さんは、「ペットボトルは大切な資源。ポストに投函するということで、ペットボトルを捨てるのではなく、次の人に届けたいという気持ちがわいてくる。家だけではなく、外でも分別してほしい」と話した。稲垣さんは「素晴らしい『過去になろう』」、香取さんは「今日からみんなでやろう」と、ポストにメッセージを書き込んだ。

yoshida

吉田 広子(オルタナ輪番編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。2025年4月から現職。執筆記事一覧

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