製品・サービス名
SICSサステナブルラウンジ/クセモノズ
企業・組織名
株式会社JTB
所在地
東京都品川区東品川2-3-11
組織の取り組みDEIから「DEIB」で多様な人財の活躍を促進
人権尊重とDEIB(多様性、公平性、包摂性、帰属意識)の推進を企業価値向上の重要な要素と位置付けている。取り組みのなかには、人権方針の策定・実践や人権デューデリジェンスの実施のほかに、DEIBの推進として女性活躍や障がい者雇用、LGBTQ+の支援などに取り組んでいる。これらの取り組みによって、多様な人財の活躍を推進し従業員のエンゲージメントを高めるとともに、イノベーション創出や顧客満足度の向上を図っている。ガバナンス面でも経営の透明性と健全性、法令遵守と倫理的行動を徹底しており、内部通報制度や内部統制システムの構築と適切な運用などを行っている。これらにより、潜在的なリスクの早期発見と対応に努める。環境面では2050年カーボンニュートラルに向けて、使い捨て消費財の利用削減やサステナブル調達、生物多様性保全への取り組みを実施する。
担当者メッセージ
地球温暖化等の影響により、ハモやエイといった食肉魚が増えてきており、それらは小型魚をエサにするため、捕りたい魚が獲れず、捕りたくない魚が獲れてしまうということが起きています。そのような社会課題も持続可能な新たな地域づくりに繋がるのではないかと考え、「クセモノは地域のタカラモノ」というコンセプトで飲食店と交流ラウンジの運営を高松市中央卸売市場内で行っております。
高松支店 観光開発プロデューサー 山田 裕木
高松支店 観光開発プロデューサー 山田 裕木
価格
880円(香川本鷹と タイっぽいカレー。/瀬戸内鱧とカレー。 ときどきトマト。)等
サステナブル★セレクションに
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商品の特徴未利用魚をレトルトカレーに、広告価値は2億円超に
瀬戸内海で急増しているハモと香川県の特産品である唐辛子・香川本鷹を活用してレトルトカレーを開発した。気候変動で漁獲量の減少や魚種の変化が起きており、瀬戸内海でフードロスの発生や漁業関係者の所得減少が発生している。こうした課題を背景に、高松市や香川大学教育学部附属高松小学校との産官学共同でのレトルトカレープロジェクトを実施。県内で運営する「SICSサステナブルラウンジ/クセモノズ」で販売する。カレーには未利用魚や規格外の野菜を使い、年間使用量は県産食材と合わせ1026㎏に上る。地域資源の再評価と有効活用を促すサステナビリティの取り組みと事業性を両立した。第3回「JATA SDGsアワード」の経営部門で優秀賞、香川県が主催する第5回かがわ食品ロス削減大賞で優秀賞・特別賞を受賞。SDGs関連番組や地域メディアなどで取材があり、新たな地域づくりのスタイルを実践している。本取組みの広告換算価値は2億158万円相当だという。※自社調べ